【料理】メレンゲ

先週のクッキーに引き続き、りんごのパウンドケーキを作った。

きっかけは長男が保育園でクッキーづくり体験をした、ということから。
正しくはクッキーの型抜き、のみ。

その週末に息子の仲良しの友達をご招待してクッキーをつくることにした。
クッキーをつくった記憶はほとんどないし、めん棒もなかったのだけれど思い付きで発案。
結果、お友達のお母さんの道具と経験値で無事に仕上げることができた。

その経験で味をしめて、というほどではないけれど、今日はずっと前から作りたいと思っていたパウンドケーキに挑戦することにした。
りんごと無塩バターとベーキングパウダーが余っており、料理レシピの本の最後においしそうなケーキが並んでいたから。
焼き時間は想定以上にかかったけれど、まずまずの出来に仕上がった。よかったよかった。

しかし、ハンドミキサーがなかったのでメレンゲづくりに苦戦・・・。
どれだけ時間をかければできあがるのか、砂糖を早めに入れすぎたからもうできないんじゃないか、メレンゲの良しあしがどれほどケーキの出来栄えに左右するのか、などなどわからないままひたすらシャカシャカし続けた。10キロの次男を背負いながら。明日は筋肉痛に違いない。

どころで、最初にメレンゲを考案した人は、なぜ卵白だけを混ぜてみようと思いついたのだろうか。昔はもちろんハンドミキサーなんてないわけで、ただのドロッとした透明の液体があんなふうにきめ細やかな泡になるなんてなぜわかった?いやそんなことはわからないはず。わからないのになぜ混ぜ続けたのか。

先人の知恵ってすごい。料理はそんな知恵がたくさんつまってできている。