なぜつらいニュースを見なければならないのか

九州の豪雨被害については、現地の映像を見ているだけで本当に胸が痛い。つらい。「これまでに経験したことがないような雨」が毎年どこかで起こっている。それを前提に生きていかなければ時代・土地なのだ。今日のダーリンの、結局大雨の量というより、川と…

メルカリの人事制度の記事を読んで

www.linkedin.com 印象的だった箇所・採用一辺倒ではなく「育成」に強い会社になる。自分の中で、人材の影響度を考えるうえで採用は育成に勝ると考えていたので、意外だった。しかしこの記事にもあるように、採用でかなりレベルの高い層が来ているので、採用…

認知症の第一人者が認知症になったら

www.nhk-ondemand.jp せっかく録画をしていたのに、配偶者に消されてしまったため、オンデマンドで見た。 絶望も見えたし、希望も見えた。 認知症になれているとはいえ、状況や自分の心情の説明はより具体的でスペシフィックであり、わかりやすい。 1つはこ…

ヤングアメンリカンズのワークショップ1日目@日本橋

jibunmirai.com じぶん未来クラブの方のご紹介で、昨日、初めて初日の見学に行ってきました。 概要の説明は譲るとして・・・パフォーマンス団のイントロを初めて見た子供たちはどんな気持ちになるだろう? 今回参加した100人くらいかな?今回のワークショッ…

生きること

相模原障害者殺傷事件をきっかけにブログを書いて、思い出したこの本。もう一度読み返した。 https://amzn.to/2N5eOgj 「生きるってすばらしい。生きているだけで価値がある」と言いたくてこの本を書いたそう。 確かに、「生きる」が語られる文脈はたいてい…

相模原障害者殺傷事件で考える。生きる価値とは

きっとこの事件について、表立って被告に賛成する人なんていない。 被告のしたことは断じて許されないと言うだろう。 障害者の人たちも生きる権利がある、どんな命も平等だと。 実家に帰省して、90歳以上になって子どもに世話になりながら生きながらえている…

人材育成 と 経営

「「人材育成」は経営の大きなテーマです。」本日とある経営者の方がおっしゃってました。 この言葉は適切なのかどうか。適切か、というよりも、この言葉を発した人の意図は どこにあるのか、というのが問題かもしれない。だって、「人材育成」が「経営の大…

キャンパスアンバサダー プログラム始動

本日はこのインターンシッププログラムで学生さんたちと 交流してきました。 http://teachforjapan.org/news/2017/08/10/4313 自分は学生さんたちのメンターという役割です。思ってもみない方向からの発想・企画はさすがだなと思います。 いろんなアイディア…

「柔軟な働き方」を目指す理由とは

今やどこの会社でもかまびすしい「働き方改革」。その改革を進める中で必ずと言っていいほど登場するのが、 「柔軟な働き方をめざす」などという言葉ですね。 この「柔軟な働き方」って何なのか。 なんでこれが必要なのか。説明抜きに使われる用語にこそ、立…

NHKスペシャル「亜由未が教えてくれたこと 〜障害者の妹を撮る〜」

一度はEテレで放送されていたが、見逃してしまったので、NHKオンデマンドで観た。 そしてNHKスペシャルでも放映されていたのがこの番組。「亜由未が教えてくれたこと 〜障害者の妹を撮る〜」 NHKスペシャル | 亜由未が教えてくれたこと~障害者の妹を撮る~…

「縮小ニッポン」と「がん」

今日は、考えさせられる、そしてもっと考えて行動していかなければならない番組を二つ見た。 一つは生放送で ・がんと共に歩むために 麻央さんブログから考える http://www.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2016/161001.htmlゲストの方が、がん=忌み嫌うもの、死 …

誰が得をするのか

甘利氏の金銭授受問題。文春以外に誰が得をするのだろうと思っていたらこんな記事があった。 一色氏が甘利事務所を実名告発した理由を推測してみる告発した理由は、筆者の推測だということだが一理ありそうな模様。しかし何度も何度も何度も「政治とカネ」で…

【料理】メレンゲ

先週のクッキーに引き続き、りんごのパウンドケーキを作った。きっかけは長男が保育園でクッキーづくり体験をした、ということから。 正しくはクッキーの型抜き、のみ。その週末に息子の仲良しの友達をご招待してクッキーをつくることにした。 クッキーをつ…

【本】ボッコちゃん

ずっと読みたいと思っていた星新一の本をようやく手に取ってみた。ボッコちゃん改版 (新潮文庫) [ 星新一 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 637円シャープな風刺、皮肉が効いている。人間が幸せに…

権限移譲とマネジメントロスについて

ある組織がある。リーダーがいてメンバーがいる。リーダーが部下に権限移譲をすることは、一般的によしとされる。ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える作者: ラズロ・ボック,鬼澤忍,矢羽野薫出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2015/…

“女性に乱暴”の罪 実刑取り消し無罪判決のニュースについて

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160112/k10010368951000.html検察の体たらく。 裁判で判決が覆ったから、少しは被告人が報われるかもしれないが、失った社会的地位や時間、周囲との信頼関係は取り戻せない。お詫びして済むものでも到底ない。 この話の場…

ある会社を改革するには(第一弾)

情報を共有・開示する。伝達・命令系統を機能させるリーダーから各メンバーへ。ライター・制作部隊も同様。「一緒に戦う同士である」という意識を醸成させなければならない。 それぞれに関係があるという意味付けも必要。「自分には関係ない」と思われるとモ…

早期教育について

以下、走り書き、メモ。『幼児教育の経済学』で言われるように、幼児期に適切な教育を受けさせたほうが効果が高い。 ただその「適切な教育」が何なのか、よくわからない。 教育の効果は、もっている資質と環境などさまざまな要因が絡んでくる。何が決め手に…

群れることとそれへの反発

特に女性は、同性の仲間をつくろうとする傾向が強い。井戸端会議、給湯室でのおしゃべり、ファミレスでのおしゃべりなど。共感し、理解し合い、仲間をつくる。味方をつくる。それを頭では否定しつつも、時にその仲間の存在に憧れを持ってしまう。自分が独り…

思考と言葉

取材して書くということは、その人の話していることをまとめることではない。そもそも伝えたいことを100%そのまま伝えられる人なんてあまりいない。 話してしまった後に、言いたいことはああではなかった、もっとよい表現があったのではないかと悩むのが常…

【本】『建築家、走る』隈研吾

先日取材でお会いできた隈さんの本。直接取材ができないのが残念だった。建築家、走る (新潮文庫)作者: 隈研吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/08/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見るその短い時間でも感じたことだが、やはり考えかたの…

仕事の入口と出口

AERAで読んだこと。公務員に関する特集の記事だったか。今から書こうとするテーマについて、まとめられていたわけではなく、対談記事のなかで ある人がすこし触れていたというだけ。仕事には入口と出口がある。 出口になってああしろこうしろと焦って修正し…

無理ゲー

気候が寒くなって、家族が病の嵐に襲われている。 特にひどいのが9か月の次男。咳風邪、胃腸炎、そしてRS。三週連続で何かしら体調を崩している。今回は日曜日に咳が始まり、月曜午後に発熱。夕方小児科に滑り込み、薬をもらった。 このまま3日くらいたてば…

スケジュール感のバランス感覚

毎度のジレンマ。スケジュールその他の制約に言い訳にすることなく、とか できないと言わない、とか そのような意識づけがよく言われる。最近何度も立て続けに聞いた。特にトップから。確かにその通りで、何事かを成し遂げるためには無理難題や不条理や矛盾…

【料理】安定感と進化

そんなにまずいものもない。コンビニの商品だって、ファストフード店の商品だって、吐き出すほどまずいものはあまりない。食べられるけど、もう少し味が・・・、とかなんとなく満足できないという場合がほとんど。 家での料理もそう。慣れてきているせいもあ…

【本】生き方の不平等 2

概ね読了。 全体的に納得感が高かった。筆者が主張したかったのは、お互いさまの社会の実現に向けて、ということ。 それを導くまでに「社会的想像力」という概念が提唱されている。ライト・ミルズの『社会学的想像力』Amazon CAPTCHAと、丸山真男氏の「他者…

長時間労働が元凶 続きを書く

子どもが成長するにつれ、育児という側面から教育という側面が増えるにつけ、 一緒に過ごす時間が必要だなと思うようになってきた。 家事を外注できても、教育まで外注できない。教育、子育てにしっかり向き合おうとすると、 どうしても平日も子どもと向き合…

消せない昔と消せる今で書く能力の違いはあるのか

昔の人は、パソコン、ワープロがない時代の人は、文章を消すことができなかった。 最初に書いた言葉がそのまま最終的な文章として残る、という覚悟をもって書いていたはず。というよりそんな覚悟もなく、一度書いたらそのまま文章が残るのが当たり前だった。…

【本】対話のレッスン

対話のレッスン 日本人のためのコミュニケーション術 (講談社学術文庫)作者: 平田オリザ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/06/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る初めて平田オリザ氏の本を読んだ。 「対話」の重要性に書かれたこの本は、…

ネットワーク構築と人間力

本日親子遠足。懸案の弁当作りは、時間がぎりぎりになりながらも、何とか仕上げることができ、胸をなでおろしたところ。この遠足での目的は、ママネットワークをつくること。 4歳にもなれば、子ども同士が仲良くなるのでそれにつられて親同士も会話が始まる…