権限移譲とマネジメントロスについて
ある組織がある。リーダーがいてメンバーがいる。
リーダーが部下に権限移譲をすることは、一般的によしとされる。
- 作者: ラズロ・ボック,鬼澤忍,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本
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しかし、それと管理の放棄、マネジメントロスとの境目はどこにあるのか。
単純に言ってしまえば、うまく組織が回っているかどうかという結果から判断するしかないのかもしれない。
もしくは個々のメンバーの特性によるのかも。
つまり、管理を必要とするメンバーであれば、管理を強め、自由をうまく行使できるメンバーならばより幅広く権限移譲を行う。
であると公正性が保てるのかどうか。個別の対応ができるのだろうか。
そもそも、管理が必要とする人員というのは、パフォーマンスが低いのかもしれない。
あまり管理されなくても結果が出せるならば、リーダーの負担も減るし、メンバーもストレスなく仕事に取り組むことができる。