権限移譲とマネジメントロスについて

ある組織がある。リーダーがいてメンバーがいる。

リーダーが部下に権限移譲をすることは、一般的によしとされる。

ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える

ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える

ここにも書いてあった。プロセスを細かく管理することで、管理自体が目的になってしまうと。

しかし、それと管理の放棄、マネジメントロスとの境目はどこにあるのか。
単純に言ってしまえば、うまく組織が回っているかどうかという結果から判断するしかないのかもしれない。
もしくは個々のメンバーの特性によるのかも。
つまり、管理を必要とするメンバーであれば、管理を強め、自由をうまく行使できるメンバーならばより幅広く権限移譲を行う。
であると公正性が保てるのかどうか。個別の対応ができるのだろうか。
そもそも、管理が必要とする人員というのは、パフォーマンスが低いのかもしれない。
あまり管理されなくても結果が出せるならば、リーダーの負担も減るし、メンバーもストレスなく仕事に取り組むことができる。