“女性に乱暴”の罪 実刑取り消し無罪判決のニュースについて

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160112/k10010368951000.html

検察の体たらく。
裁判で判決が覆ったから、少しは被告人が報われるかもしれないが、失った社会的地位や時間、周囲との信頼関係は取り戻せない。お詫びして済むものでも到底ない。
この話の場合、誰が見ても、検察が意図的に事実を曲げようとしたとしか思えない。

果たして何のために。検察がターゲットにした被告人が犯人だと決めつけ、主張が通る。そうなれば勝利とされる。その勝利を得たいためだけ。単に自己満足を得ようとしているだけ。
自分たちが何のために仕事をしているのか、役割は何なのかわかっていない。

検察は自らの過ちに対して、どのように責任を取るのか。裁判で主張が通らなかったことは「失敗」とみなされるのか。
彼らはどのように評価されるのか。事実を暴くのが仕事ならば、その事実が検察の主張と違っていても評価されるべき。それが組織として成り立っていないのだろう。