正解主義について

最近、元リクルートの藤原さんが正解主義と修正主義について語っている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090907/204164/?P=4

ある問題に対して正解は一つしかないと考え、それがわからないとすぐに行き詰まるのが「正解主義」。やってみて、無限に修正していくのが「修正主義」。

世の中のあらゆる問題について正解がないものはほとんどない。でもより望ましいものはある。
それを探し続けなければ問題は解決されない。答えを探し続ける、見つけ出すというより、より良い状況を試行錯誤しながら自ら作り出していくというのが修正主義。

正しいか、正しくないか、という判断をすることもあるだろうから、その「より望ましい」ものを正解と呼ぶかどうかは、重要ではない。
問われるのは、問題に直面した時の、考え方と態度。

これを転職に当てはめた場合、なるほどと思った。
確かに、転職に「正解」はないからその状況ごとで、それが「正解」になるように、自分で納得のいくように、望ましい方向に向けて、ベストを尽くし続けなければならない。それが、藤原さんのいう修正主義ということなのだろう。