【本】稼ぐまちが地方を変える

著者が自分と年齢が一つしか変わらないということに驚いた。

社会課題を解決するために、ビジネス、経営というものは、最も効果的な手段なのではないか、と
最近思っていたが、この本を読んで改めてそう思った。

ヒト、モノ、カネ、情報の限りある資源をいかに効率よく使い、成果を上げていくか。
その仕組みを作ってうまく回していく。

ビジネスというと営利活動という側面のほうが強調されてしまうけれど、本質的にはそうではないはず。

社会課題の解決においてもそれしかない気がする。

だから、継続的な活動が必要な時は、ボランティアではなく、ビジネスでやる。

本文より
「そもそもまちの再生に必要なのは「経済」です。
・・・
稼げなければ衰退するしかない。
・・・
すべての産業を横断して地域の限られた資源を活用し、稼ぎを生み出し、利益を残し、
その利益をさらなる事業に再投資し続けるしかありません」