儲かる仕組みは必要か ※構想中
貧困や格差の問題を解決するためのサービスを提供する際、
どうしても当事者・利用者から料金を取ることはできない。
彼・彼女らは経済的に困難な状況に陥っているのだから。
ならば、寄付や政府からの補助金に頼るしかない。
それでもなお「ビジネス」の入り込む余地はないものかと考えてしまう。
儲ける仕組みをどうにかつくれないものかと。
こう考えるきっかけになったのは以下の本を読んだことが大きい。
「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる! (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 北原茂実
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 新書
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検索したらこの本も類似本として上がってきた。近々読んでみたいところ。
あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?---社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である
- 作者: 北原茂実
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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では、儲ける仕組みがなぜ必要なのか。
資金を寄付または補助金だけに頼るサービスでは、当事者・利用者に与えるだけに
なってしまう。大きな枠組みで考えれば、社会的投資という捉え方もできなくないのだけど。
当事者は施し・サービスを受けるだけ。
自分がこの状態を危ういと感じる理由はなんだろうか。
事業者が資金を調達できない、ビジネスをサイクルとして回せないということになると、
一過性のものに終わってしまうから。
受けた恩恵がフィードバックされない、還元されないということか。
takeするだけでは、それを元に何かしよう、自立しようとできなくなるから??
例えば、経済的に困窮する家庭の子どもに勉強を教える、というサービスがあったとする。
・・・
「ビジネス」にしなければならない理由というのは、事業者側の問題だけかもしれない。
サービスの受け手側に問題があるのか。