司馬さん再び〜「日本人と日本文化」

久しぶりに司馬遼太郎関係の本を読んでいる。
もう一度読む山川日本史」をお供に。

仕事などなど俗世間とは切り離された本を読むというのは、
ある程度必要かもしれないと思う。

キーンさんと司馬さんの博識さに改めて脱帽。
それだけでなく、それらの知識をもとに、時代も地域も横断しながら
こうではないか、ああではないかと解釈し、議論できるだけの
論理性というのか、広く深い教養というのか。
「技」といってもよいのか。

洗練された芸術を見ているときのように、心がすく。

文学も芸術だなと思う。