「なぜ社員はやる気をなくしているのか」のまとめ

内発的動機付けの重要性が繰り返し語られていた本。

まず、「仲間に対する信頼感」と「経営に対する信頼感」がなければならない。
これらは個人の一歩を踏み出す勇気を支える「セーフティーネット」という位置づけだ。
いずれの信頼感にとってもキーになるのが「対話」。

組織が風通しがよくなければならない。
問題を「見える化」していく。はやいうちに問題の芽をつみとれば、組織の腐敗は避けられる。

「ほかの人に協力し合うことでお互いに利益を享受できる」という環境をつくる
これはまさに、神戸大・鈴木竜太教授の主張と同じだ。

関わりあう職場のマネジメント

関わりあう職場のマネジメント

そしてリーダーの在り方についても言及がある。
つまり、従来のリーダーシップではなく「スポンサーシップ」が重要だという点。
部下が主役になりえる機会を演出し、質の高いチームワークを生み出すこと。