○○屋になる
いつだったか、日経ビジネスの記事で、
東京大学の中原淳先生とリクルート出身の藤原和博さんとの対談記事が載っていた。
人材育成がテーマだったはず。
印象に残っている言葉が
”「○○屋」になれるかどうか”
平たく言えばその道のプロということ。
今の会社の説明会で、日本一になることだってできる。掛け算をしながら分野を絞っていけば。
と主張していた。
掛け算しすぎると無意味な「日本一」になるので、やはり普遍性は必要なのだけど、
例えば「化学業界」×「コンサル」×「広報」は十分需要がありそうであり、
日本一だって夢じゃない。
自分は、なまじっか「なんでも」こなしていたため、specialistではなくgeneralistで
あり続けてきた。今ではコンプレックスなのだけど。
一つうまくいかなくなると、あっちがあるから、というようにどこかで
逃げてきた気がする。
○○屋になるには、他に逃げないという覚悟がいる。
今、「ライターで生きていく」という決意ができるかもしれない状況にあるが、
その覚悟がない。自分はライターで極められる自信がないから。
やりたいことはいくつか胸にずっとあるのだけれど、
それを「人生をかけてやっていくんだ」という覚悟までは持てないでいるという状態。
逃げ場を作ってしまっている。
でももうすぐ31歳を迎える。逃げ場はなくさなければ。
可能性を広げるのではなく、深めていく時期に差し掛かっているのだから。
さっそく届いた。
- 作者: 長井鞠子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (5件) を見る