友達の活躍&クロ現「精子個人提供」

今週は外出がほとんどなく、黙々とリサーチと原稿書きに取り組む。
記者をしていたころと違って、他者の代わりに書くというのは、ストレスなことも多い。

取り上げる事象のことを調べ上げ、なりきって書くというのはコンサル的な要素を
含んでいるのかもしれないが。

でも仕事が楽しいと思えなければ時間がもったいない。
もっと思うようにコントロールしながら書けるようになれば、良いのかもしれない。

そんな中でまどかちんから聞いた話は刺激的だった。
大学院へ通った目的をしっかり果たしている。実現させた。
そして退職、結婚、博士過程進学を決めた彼女もすごい。
地道にやってきた成果なんだろうな。

共通するのはなりたい自分を強く思い描き、それに向かって進み続けるということ
だろうか。自分は、どうだろうか。
今の仕事内容に、というより、今の会社にいることが価値があると思っている。
一定の成果を上げること、まずはそれしかない。

でも5年後、10年後の姿をもっと明確に描いておきたい。
それは他者とコミュニケーションし、自分で振り返り、行動に移すという
単純な循環の中でしか見つけられない気もする。



たまたま見たNHKクローズアップ現代のテーマは「個人精子提供」。
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3469.html

見ず知らずの人から精子提供を受けて妊娠・出産をする女性は、
妊娠・出産というイベントを、その前後にある一般的に経るはずの「妊娠するまで」「出産後の育児」から切り離しているように思えた。
普通は、相手を好きになり、交際し、ともに人生を歩もうと決めた人の子供を
妊娠する。妊娠するまでには長い過程がある。
男女の深い付き合いという結果に妊娠・出産ということになる。

出産後も家族として歩んでいくという長い道のりがある。

「子どもがほしい」という思いに
駆られすぎてその前後まで考えられていない気がした。

生まれてきた子どもに何と説明するのだろう。
「誰の子でもよいから産みたかった」と言えるはずはない。
子どもへの思いやりという点でもかけているように思える。

いろいろな事情があるのだろうけれど。