春の出会いと別れ

大学院の卒業式はあったけれど、今後も会う人とはあうだろうし、
そもそもそんなに頻繁に会っていたわけではないので、
「別れ」という認識はなかった。

会社のほうでは今年は新入社員もなく、淡々と年度初めのミーティングが
行われた。

そんなわけで、自分には春らしい「出会いと別れ」は無縁だと
勝手に考えていたのだが、家族の分を忘れていた。

息子は肺炎にかかっていたので、今日久しぶりに保育園に登園。
すると信頼していた保育士さんが退職されていた。
転園する園児も多く、なんだかさみしい気持ちになってしまった。

これからも、家族が、特に子どもが経験する出会いと別れは自分のことのように
感じてしまうのだろう。
息子はそんな意識は毛頭なさそうだが。