【愚痴】専業主婦をもつ男性の発言に対して

先日奥さんが専業主婦である経営者(男性)がその部下と話していて、
なにげなく発した一言に、いらっとした。※私は会話には入らず、そばで聞いていただけ。

「専業主婦だと子どもは三人くらいいたほうがいいね。うちは二人だが、君のところは三人で正解だよ。
常に子どもに手がかかるからね」
「子どもに手がかからなくなるとやることがなくなって、いろいろあるわけだよ笑」

なぜいらっとしたか。
私はその男性のおおよその働き方は想像できる。経営者として朝早くから出社し(毎朝ミーティングは7、8時から始まる)、土日もどちらかは働くという生活。

それを支えてきたのは、まぎれもない、奥さん。毎日家事をこなし、子どもの世話をし、夫を会社に送り出してきた。
奥さんに働く意思があったかどうかは分からないが、彼の労働時間からして子育てや家事をしている時間はないだろう。そんな彼に代わって家事・子育てをこなしてきた。強いられてきたという言い方も間違いではないはずだ。

「子どもに手がかからなくなるとやることがなくなって」という状態にさせてきたのは、
自分の働き方にも原因があるのだ、ということを理解せず責任を感じていないことにいらっとした、
というわけだ。

(奥さんが子育てと家事しかしたくないというのなら状況は別だが・・・)

しかし根底には、女は家事と子育てを担当するもの、という考え方が少なからずあることには間違いない。