人それぞれ、を実感

「人は人、自分は自分」ということが頭では分かっていても
どうも行動に生かされていないというか、結局人と比べてしまう
ところがあった。
それが、理論的に考えるだけではなく、感性にも
きちんと根付いてきたように感じる。

子どもを産んだことによる影響かなあ。
人間は、保育園などの社会生活を始めるまでの時期が、
人生でもっとも個性が尊重されている気がする。
「子どもによって違う」ことが当たり前で、だから良さが見えたり、
子育てが面白かったりする。

いつしか、子どもはある一定の物差しで比べられるようになる。
比べることが正当なものとなる。
(とは言ったものの、生まれた直後から、というよりこの世に
命を宿してから比較され続けているのだけど)

でも本来、人は比べなくてもいいんだよなと、個性が大切にされている子どもを見ていて思うのだ。