「縮小ニッポン」と「がん」

今日は、考えさせられる、そしてもっと考えて行動していかなければならない番組を二つ見た。
一つは生放送で
・がんと共に歩むために 麻央さんブログから考える
http://www.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2016/161001.html

ゲストの方が、がん=忌み嫌うもの、死 というイメージがあると言っていた。
健康志向が高まるいまだからこそ、がん患者の方を避けようとしてしまうのだろう。
がんってどんな病気なのか、きっと昔から実態は大きく変わっているのにイメージは変わっていない。メディアはいまの実態を伝える、私たちは正しい情報を知ろうとする努力が必要。
ただ、多様性をなかなか受け入れられないという日本人のあり方も関係しているように感じた。
障害や貧困の問題も同じような原因が横たわっているような気がした。

もう一つは録画で
・縮小ニッポンの衝撃
NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃」
人口が減少しても急に行政サービスが停止するわけではない。減少する中でも、税収が減る中でもなんとか行政を続けていかなければならない。そのためにはある程度効率化・合理化が必要だろう。
夕張市団地の問題を見ながら、もっと一時的なコストをかけてでも住民を一か所に集約すればいいのにと、私なんか外の人間は思ってしまう。
住民の権利・自由と、自治体の未来と。天秤にかけられない問題ばかりで「悩みは次から次へと浮かんでくる」と夕張市長。